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マツダミュージアム夏季特別イベント「水素ロータリーエンジン車展」と「Nagareコンセプトカー展」を同時開催
マツダ株式会社(以下、マツダ)は、本社内にある自動車産業見学施設 マツダミュージアム(広島県安芸郡府中町)で、夏季特別イベントとして「水素ロータリーエンジン車展」と「Nagareコンセプトカー展」を7月26日から8月29日まで開催する。
「水素ロータリーエンジン車展」は、マツダの技術開発長期ビジョンである「サステイナブル“Zoom-Zoom”宣言」のなかで、ポスト化石燃料として期待される水素を燃料とする水素ロータリーエンジン車の特長とその実用化に向けたマツダの取り組みを紹介し、来場された方々により深く理解していただくことを目的としている。
今回のイベントでは、マツダが2006年2月より国内でリース販売を開始し、これまで8台の納入実績を持ち、さらにノルウェーの国家プロジェクトHyNor(ハイノール、Hydrogen Road of Norway)へ30台の納入を予定している「マツダ RX-8 ハイドロジェンRE」と今年6月に国土交通大臣認定を取得し、2008年度中のリース販売開始に向けて公道実験を実施している「マツダ プレマシー ハイドロジェンREハイブリッド」を中心に展示する。また1991年の東京モーターショーに出品した水素ロータリーエンジン車第1号となる「マツダHR-X」と1993年に製作した「マツダHR-X2」なども展示する。
同時開催する「Nagareコンセプトカー展」では、マツダミュージアムの1階エントランスホールに2007年の東京モーターショーに出品したNagareシリーズ デザインコンセプトカー「マツダ
Nagareシリーズ デザインコンセプトカーは、マツダ車のデザインのアイデンティティを明確に表現するために、自然界のさまざまな「動き」を人工物であるクルマのデザインに反映し、よりスポーティでアスレティックに進化させたもので、次世代のマツダデザインの方向性を示す一例である。
マツダは、2007年3月に策定した「サステイナブル“Zoom-Zoom”宣言」のもと、自動車産業が抱えるさまざまな課題に対応する技術開発を進めるとともに、お客様を魅了するデザインを追求している。その具体的な施策として、2015年までにグローバルで販売するマツダ車の平均燃費を30%向上させる計画を推進している。マツダミュージアムの夏季特別イベントを通じて、走る歓びと環境安全性能の調和を目指したマツダのクルマづくりを紹介していく。
マツダミュージアムは、中四国地方で唯一の自動車産業見学施設で、年間平均来場者数約7万人と多くのお客様にご来場いただいている。マツダが世界で唯一量産に成功しているロータリーエンジンの技術展示やマツダを発展させた数々の名車などを常設展示している。またマツダミュージアムと隣接する工場では、生産現場を間近で見ることができるため、一般見学者だけでなく、小学校・中学校の社会科見学や修学旅行生の訪問先としても活用していただき、社会貢献施設としての役割を果たしている。
「水素ロータリーエンジン車展」と「Nagareコンセプトカー展」の概要は下記のとおり。
<ご参考>マツダの水素自動車開発の歩み
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